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    バスケの基本!スクリーンを覚えてたくさん点を取れるチームになろう!

    2019.09.20
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    最近なんだか、ゲーム中のシュートが決まらないんだよなぁ・・・。

    そう思ったことはありませんか?

    バスケは、基本的に1人でどれだけ得点を取っても、それだけで勝つことはできません。

    かつてレブロンジェームズは52点もの得点を取ったものの、試合に負けてしまったこともあります。

    それは、バスケという競技が個人プレーだけで勝てるほど甘くない、という証明でもあると筆者は思うのです。

    ということで、今回はバスケにおけるチームプレーの基本でもある「スクリーンプレー」について、解説したいと思います。

    Contents

    スクリーンプレイとは何か分かりやすく解説!

    バスケをプレイしたり、観戦していると、よくコート上の選手の声で「スクリーン!スクリーン!」という掛け声を聞きませんか?

    また、解説者も「今のスクリーンはとても素晴らしいプレイでしたねぇ」みたいに、頻繁に“スクリーン”という言葉を発します。

    スクリーンとは一体なんのことを言っているのか?この記事では初心者でも分かりやすいように解説しました^^

    【スクリーンとは「壁」のことだった!】

    スクリーンとは、オフェンスがディフェンスの壁となり、進行を妨げるプレイです。

    オフェンスがゴールに近づこうとすると、ディフェンスはその進みたい方向の上に立つことで邪魔をします。そういうものです。

    しかしディフェンスが進もうとする方向の上にオフェンスが立っていたらどうでしょうか?当然進めませんよね。

    となると、オフェンスはディフェンスの邪魔がなくなるので、好きなようにプレイができます。

    好きなようにプレイができると、点数につながります。

    この、ディフェンスの進行を妨げる壁を作るプレイを、スクリーンと呼びます。

    【スクリーンは、2人が連携して行うバスケのプレイです】

    このスクリーンですが、オフェンスをしている2人がそれぞれ違う役割を担い、連携して行うプレイです。

    では、2人はそれぞれどのような役割を担うのでしょうか。

    【スクリーンの役割①:壁になる人】

    まずスクリーンでは、先ほどお伝えしたように、ディフェンスの進行を妨げる、「壁(スクリーン)」役となるオフェンスが必要になります。

    この壁役を担うプレーヤーを、スクリーナーと呼びます。

    【スクリーンの役割②:スクリーンを使う人】

    進行を妨げるスクリーナーがいるということは、そのスクリーンを使ってプレイをするオフェンスもいます。

    スクリーンを上手に使うことで、シュートを狙っていきます。

    そのスクリーンを使うプレーヤーを、ユーザーと呼びます。

    【スクリーンプレイは、連携がめちゃ大事】

    バスケのスクリーンプレイは、スクリーナー(壁になる人)とユーザー(スクリーンを使う人)の連携がめちゃ大事です。

    この連携が悪いと、かえってディフェンスにボールを奪われてしまいかねません。

    しかし、スクリーンプレイを通じて上手に連携すれば、驚くほど簡単に点数が取れてしまいます。

    だから現代のバスケでは、どのチームも必ずスクリーンプレイを取り入れているんですね。

    ぜひ、スクリーンとは何かを覚えて、もっとバスケを楽しんでいただけたら嬉しいです^^

    【バスケのスクリーンは大きく2種類に分かれる!】

    スクリーンとは、オフェンスの1人がディフェンスの進む方向の前に立つことで、邪魔をするプレーのことです。

    一見スクリーンって複雑そうに見えて、たくさん種類があるように思われがちですが、実は2種類しかないってご存知でしたか?

    その2種類とは、「オンボール・スクリーン」と「オフボール・スクリーン」です。

    オンボール・スクリーンとは、ボールのあるところで行われるスクリーンのことです。

    オフボール・スクリーンはその逆で、ボールのない場所で行われるスクリーンのことです。

    それぞれオンボール・スクリーンと、オフボール・スクリーンの2種類にも、さらにいくつかの種類のスクリーンプレイが存在します。

    今回は、代表的なオンボール・スクリーンと、オフボール・スクリーンについてご紹介していきますね。

    【バスケのスクリーンの種類〜オンボール編〜】


    ということでまずは、オンボールスクリーンから見ていきましょう。

    今回オンボール・スクリーンのやり方で解説するのは、「ピックアンドロール」と「トレイル」の2パターンになります。

    では、1つずつ見ていきましょう。

    オンボールスクリーンの種類1:ピックアンドロール

    まず、バスケにおけるオンボールスクリーンの代表的なプレーで、ピックアンドロールというものがあります。

    これは、ドリブルをついている選手に対し、もう1人のオフェンスがスクリーンをかけにいくプレーです。

    それによって、ドリブルをしている選手は目の前のディフェンスとのズレが生まれ、一気にバスケットリングに向かってドライブを仕掛けることができます。

    イメージの湧かない方は、こちらの動画を見てください。

    これを見ても分かるように、ピックアンドロールからドライブやシュートに繋がっています。

    オンスクリーンの種類2:トレイル

    続いて、トレイルについて説明します。

    トレイルとは、ボールを保持している選手(主にセンター)に対し、ドライブを仕掛ける選手がボールをもらいにいくことで、自分のマークマンを剥がすプレーです。

    動画を見ていただくとわかるように、ボールを持たない選手がボールを持っている選手にもらいにいくことによってずれを作り、ドライブやシュートを狙うのです。

    バスケあるあるで、センターが外でボールを持つことを「死に体」と言われたりしています。

    その理由は、センターはドリブルや外角のシュートが苦手なことが多いために、外でボールを持っても怖くないからです。

    しかし、こうしてセンターが外でボールを持っても、ガードの選手が絡みに行けば一気に脅威に変わります。

    【バスケのスクリーンの種類〜オフボール編〜】

    続いて、バスケにおけるオフボールスクリーンのプレーを解説したいと思います。

    バスケは、1試合で1人がボールを持てるトータルの時間は2分〜3分程度とされています。

    多くてもせいぜい5分でしょう。

    意外と短いんですよね。

    ということは、ボールを持っていない時間の方が圧倒的に長いので、ボールを持っていない時の過ごし方の方がずっと重要なのです。

    オフボールスクリーンとは、その過ごし方の選択肢の1つとしてとても有効です。

    バスケを上手くなるためには、オフボールスクリーンもどんどん上手くなっていきましょう。

    ということで、実際にどんなオフボールスクリーンがあるのか見ていきましょう。

    オフボールスクリーンの種類1:ダウンスクリーン

    まず、バスケのオフボールスクリーンの1つ目が、ダウンスクリーンです。

    ダウンスクリーンとは、スクリーナー(スクリーンをかける選手)が、上から下にかけることです。

    動画を見ていただけるとわかるように、シュートを打つ直前のプレーは必ず逆サイドで、ダウンスクリーンを仕掛けていますね。

    これをすると、フリーでシュートを狙えるので、得点を決めるのに非常に有効な動き方なんですね。

    ぜひ、ダウンスクリーンを試してみてください。

    オフボールスクリーンの種類2:フレアスクリーン

    続いて2つ目に、バスケのオフボールスクリーンの種類「フレアスクリーン」について説明します。

    フレアスクリーンとは、ダウンスクリーンの逆で上にいるオフェンスのマークマンに対し、下からスクリーンに行くことでフリーを作るオフェンスです。

    このフレアスクリーンをわかりやすくしてくれたのが、上の動画です。

    ちょっと音がないのが寂しいですが。笑

    けど、フレアスクリーンが起こる瞬間に、フレアの画像を差し込んで一時停止してくれるので、非常に見易いかと思います。

    【バスケのスクリーンプレイを図解解説①:ピックアンドロール】

    まずは、スクリーナーは、ボールマンにスクリーンをかけに行きます。

    この時、スクリーナーはインサイドであることが多いです。

    スクリーナーがスクリーンをセットしたら、それを使って、ボールマンがスクリーナー側にドライブを仕掛けます。

    そうすると、ボールマンについていたディフェンスは、スクリーナーが邪魔になって、ドライブを止めることができません。

    ドライブを仕掛けたボールマンに対し、他のディフェンスがカバーに行くパターンはとても多いです。

    その時に、スクリーナーが体の向きを反転させながら、リングに向かって飛び込みます。

    ボールマンはその飛び込んできた味方のオフェンスにパスを供給し、シュートを打たせます。

    この飛び込むプレーこそが、ピックアンド“ロール”の意味になります。

    【バスケのスクリーンプレイを図解解説②:トレイル】

    トレイルのスタートポジションは、ビッグマンがトップの位置でボールを持っていることが多いです。

    そのボールマンに向かって、ドライブやシュートが得意なアウトサイドの選手が、ボールを受け取りに行きます。

    この時、必ず一回手渡しパスを行えるぐらい近づきます。

    ボールを無事手渡しで受け渡せたら、今度はボールを手渡ししたパサーは、そのままスクリーンをかけます。

    ボールを受け取ったオフェンスは、パサーがスクリーナーとなってくれるため、自分についていたマークマンを剥がすことができます。

    このまま、先ほど説明したピックアンドロールと同じ要領で、スクリーンによってできたズレをついて、ドライブを仕掛けていきます。

    【バスケのスクリーンプレイを図解解説③:ダウンスクリーン】

    ダウンスクリーンとは、以下の3ステップで行うオフボール・スクリーンの1種です。

    ①エンドライン付近にいる選手のディフェンス(緑三角)にスクリーンをかけます。
    ②自分のマークマンを振り切ってボールをもらいに浮上していきます。
    ③パスを受けて、シュートを狙います。

    このような流れでオフェンスを組み立てていくと、非常にスムーズなプレーができます。

    バスケがうまいチームは、こういうプレーを絶対に入れるんですよね。

    ぜひ、ダウンスクリーンを試してみてください。

    【バスケのスクリーンプレイを図解解説④:フレアスクリーン】

    フレアスクリーンとは、以下の3ステップで行うオフボール・スクリーンの1種です。

    ①エンドライン付近にいる選手が、同じサイドのボールを持たない選手のマークマンにスクリーンをかけます。
    ②それを使って空いてるエリアに移動します。
    ③フリーになった選手にパスを渡してシュートを狙います。

    いかがでしょうか?

    このようにフレアスクリーンを使って、オフェンスをしていきます。

    フレアスクリーンも、ダウンスクリーンと同じぐらい強力なプレーですので、是非バスケをするときはトライしてみてください。

    【バスケでスクリーンを使ったフォーメーション】

    ここまで様々なスクリーンの種類と、そのやり方について解説してきました。

    今度はそのスクリーンをチームで組み合わせて使うために、スクリーンを組み合わせたフォーメーションプレーについて解説していきますね。

    ぜひこれから解説するフォーメーションをチームメイトに共有して得点力を上げるためにも、しっかりと読み込んでくださいね。

    今回お伝えするフォーメーションは、「ホーンズ」と「UCLAカット」の2つになります。

    まずは、ホーンズから解説します。

    スクリーンを使ったフォーメーション1:ホーンズ

    「ホーンズ」とは上記の図のような形を基本的な体系として、スクリーンを使いながら攻撃をしていくNBAでどこのチームもよく使うセットオフェンスです。

    HORNSとは英語で直訳すると「角」という意味を持ち、フォーメーションの形から「Aセット」とも呼ばれています。

    何故NBAの中でも多くこのフォーメーションが使われているかというと、3つメリットがあるといわれています。

    1.誰でもどこからでも仕掛けやすい

    2.基本体系さえマスターすれば、どんな組み合わせや派生したフォーメーションを作れる

    3.何と言ってもシンプルで覚えやすい

    実際に幾つかの実例集が乗っている動画を準備したので確認してみてください。

    「ホーンズ」とはどんなセットオフェンスなんでしょうか?紐解いてみましょう!!

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    『ホーンズのパターン①:ホーンズ・フィスト』

    動画1:38からホーンズ・フィスト

    1-2-2の形を作る

    1番選手に4番、5番選手がスクリーン

    1番選手が仕掛ける

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    『ホーンズのパターン②:ホーンズ・45』

    動画2:09からホーンズ・45

    1-2-2の形を作る

    1番選手から4番または5番選手にパス

    もう片方の4番または5番選手がボールマンにスクリーンしピックアンドロール

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    『ホーンズのパターン③:ホーンズ・フレア』

    動画1:06からホーンズ・フレア

    1-2-2の形を作る

    1番選手からハイポストの4番または5番選手にパス

    もう片方の4番または5番選手が1番選手にフレアスクリーン

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    『ホーンズのパターン④:ホーンズ・ラブ』

    動画2:08からホーンズ・ラブ

    1-2-2の形を作る

    1番選手からハイポストの4番または5番選手にパス

    もう片方の4番または5番選手に1番プレイヤーがダウンスクリーン

    ぜひ、ホーンズのプレーにもトライしてみてくださいね。

    では続いて、「UCLAカット」について解説していきますね。

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    スクリーンのフォーメーション2:UCLAカット

    「UCLAカット」とはUCLA (University California of Los Angeles)が使い始めたセットオフェンスの1つで、今ではNCAAの大学はもちろんのことですが、NBAのチームでも使われるセットオフェンスです。

    これはもともと、全米バスケットボール選手権において1964年から1975年の間でUCLAが7連勝を果たしました。その時に使っていたフォーメーションが「UCLAカット」です。

    簡単に戦略の概要を説明すると、ポイントガードがウィングにパスをして、ハイポストをスクリーンに使い、インサイドへ縦にカットしていく動きを行います。第1オプションはカットしたポイントガードがノーマークになればパスを入れてローポストでアタックします。
    入らなければハイポストにパスし、逆サイドのローポストマンがインサイドへダックインして、ハイポスト/ローポストから攻めます。

    今では中高生にも多く使われるオフェンスパターンになっています。

    「UCLAカット」とはどんなセットオフェンスなんでしょうか?紐解いてみましょう!!

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    UCLAカットのパターン①:ガード

    トップからボールを45度にパスをします。

    その後センターである5番プレイヤーがハイポストにスクリーンに行き、ガードをボールサイドカットさせます。

    この時一番に狙うのがガードのカットした選手です。

    上に図を出しておいたので確認くださいね!

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    『UCLAカットのパターン②:2対2』

    トップからボールを45度にパスをします。

    その後センターである5番プレイヤーがハイポストにスクリーンに行き、ガードをボールサイドカットさせます。

    その後はガードが逆サイドに向かって、2対2のシチュエーションを作ります。

    あとはスクリーンプレーなどを駆使し2対2をします。

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    『UCLAカットのパターン③:4番目の選手』

    トップからボールを45度にパスをします。

    その後センターである5番プレイヤーがハイポストにスクリーンに行き、ガードをボールサイドカットさせます。

    その後4番プレイヤーにスクリーンをしてゴール下に得点をとれる形をとります。

    このように、いくつかのパターンでUCLAカットは構成されております。

    非常に強力なオフェンスのフォーメーションですので、ぜひチームメイト同士で練習して、ゲームで使ってみてくださいね( ´ ▽ ` )ノ

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    【バスケのスクリーンまとめ】

    いかがだったでしょうか?

    バスケにおいて、スクリーンプレーは間違いなく取り組んだ方がいいプレーの1つです。

    スクリーンプレーの達人になるだけで、どこのチームに行っても重宝されるようになるのは間違い無いです。

    それぐらい強力なプレーですので、ぜひどんどん練習してマスターしていってください(^-^)/

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