昨年、20年ぶりのリオオリンピック準々決勝進出・アジアカップ優勝、明るい話題が日本女子バスケ界を取り巻いています。
今回はそんな女子バスケ界の発展と更なる飛躍のために、女子バスケで活躍できるための技術と指導に参考になるものを皆様に紹介していきたいと思います!!
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【技術を習得するための大前提】
これから、皆様に覚えておきたい技術を紹介するわけですが、まず大前提として覚えておいてもらいたいことがございます!
どんな技術でも、どんなスポーツでもそうなのですが、技術は簡単には身に着けられません。
今から紹介する技術にコツやポイントも紹介しましたが、それはあくまで技術を習得するための手助けにすぎません。
すぐに身につく技術なんて、すぐ忘れてしまいますし、試合中のとっさの場面で使えません。
ですので、練習を怠らず、練習を重ねて、皆様ご自身の身体に染み付くまで鍛錬することを忘れないようにお願いいたします!!
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【活躍するための技術①】
まず、覚えておきたい技術は、「全力で走って、急激に止まる」ということでしょう!
一見、とても簡単そうに見えますが、これがかなり難しいのです・・・。
バスケットコートの全長はおよそ28mです、さらにその中にOFとDFの10人がいるわけですから、全力で走るのに4歩も5歩も助走をとっていたら、もう走るスペースはなくなってしまいます。
そのため、多くても3歩以内には全力のスピードで走れるようにならなくてはなりません。
さらに、OFは3歩歩くとトラベリングのため、止まる動作は2歩でピタッと止まれる癖をつける必要があり、この2つの「全力で走る」「急激に止まる」の動作を瞬時に繰り返さなくてはいけません!
これを極めているプレーヤーといえば、やはり日本代表の「藤岡麻奈美」選手でしょう。
ではどうすればできるのでしょうか?
コツを紹介していきましょう。
[コツ1]
走り出しは、姿勢を前に倒し、腕を大きく振り、腿上げのように膝を上げる!
[コツ2]
止まる時は、足だけではなく体幹を意識し重心は進行方向と逆におく!
[コツ3]
走り出しと止まる時は、あらかじめ腰を落として膝を曲げておく!
この3つが意識できていると、急に動く・止まる、という動作が各段にやりやすくなります!
ぜひ意識してみてください!
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【活躍するための技術②】
次に覚えておきたい技術は、ステップです!
特に、ドライブ後のステップです!
男子の場合は、ドライブした後に、そこからフルジャンプしてフェドアウェイジャンパーやダブルクラッチ、空中でパスアウトなどにいけます。
ですが、女子の場合は男子ほど身体能力がなくフルドライブからのフルジャンプはとても難しいのです。
ですので、まず意識してほしい事はドライブにいって止まってから、ステップでシュートやパスに移行するということです。
そのためのコツを紹介します。
[コツ1]
ドライブしてから、止まるまで、腰を落して膝を曲げて姿勢を低くしておく。
[コツ2]
目線は下に向けないで、周りをしっかり見る。
[コツ3]
ステップインシュートや、ターンシュート、ギャロップ、など、数多くのステップを習得しておく。
コツ1はステップの際にボディーバランスを崩さないため、コツ2は瞬時に対応するため、コツ3は相手にパスかシュートか、左右どっちにくるのか読ませないようにするためです。
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【活躍するための技術③】
3つ目は接触を嫌がらないということです。
日本の女子バスケは接触を好まなく、フィジカルが弱い。
というのが日本代表AKATSUKI FIVEの課題です。
日本代表でも課題としていることですから、「日本女子はフィジカルコンタクトを嫌がっているがとても大切だ」、ということです。
ですので、フィジカルコンタクト、体の接触を意識して行えることは、かなりのプラスになります。
コンタクトは当たり方や意識の仕方は、人によって大きく違ってくるため、慣れるほかありません。
何回もふき飛ばされたりしますが、めげずに挑戦しましょう。
トレーニングはとても大事ですが、実際に人と当たってみないとバスケットにおいてのコンタクトは強くなりません。
そのため、トレーニングと実践の両方をバランスよく行うことが大切です。
とても泥臭く、大変なことですが、強豪校と一般高の大きな違いはここにあります。
当たり前にできるようになった時、新しい道が見えるでしょう。
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【活躍するための技術④】
少し意味合いが変わってしまいますが、最後は「チームで活躍できるようになるために」ですが。
女子は男子に比べて身体能力が劣っていて、個人差が少ないと言われてますが、その要因があるからこそ、日本女子は世界で戦えているのです。
ですので、個々の技術はもちろんですが、男子チームと比べて女子チームを勝たせるには戦術も大きく関わってきます。
WJBL(日本の女子トップリーグ)は戦術がとても多く、個人能力で勝負する場面が少ないため、バスケットを勉強するには一番いいと言われています。
女子では使われることの多い、ホーンズオフェンスやワンフォーなど、派生が多い戦術が多様されます。
そのため、ある程度の個人技術や基礎があった場合はそのチームにあった戦術を見つけられるとよいでしょう。
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【まとめ】
いかがだったでしょうか?
【技術を習得するための大前提】
【活躍するための技術①】
【活躍するための技術②】
【活躍するための技術③】
【活躍するための技術④】
女子バスケが盛り上がってきています!
皆様方で女子バスケのレベルをもっと上げて、日本を世界でも有数の女子バスケ国にしてみませんか??