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    指導者必見!名将の考え方がわかる3つのポイント

    2020.06.02
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    こんにちは。 coach”T”です。

    前回までトライアングルオフェンスについての紹介記事を作っていましたが、このトライアングルオフェンスの著者テックスウィンターのコーチ哲学の部分が以前読んでいた野村監督の「野村ノート」とかぶるところがいくつもあるなと感じました。

    そこで今回からは私がインプットした「名将」たちのコーチ哲学をコラボさせていき、自身のコーチ哲学を深めていこうと考えました。

    皆さんのコーチ哲学の構築のお役に立つかと思いますし、皆さんのコーチ哲学や意見もお聞かせいただけると幸いです。

    以下の文章の頭にある部分は本からの抜粋になります。

    ➡トライアングルオフェンス(テックスウィンター)

    ➡野村ノート(野村監督)

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    指導者必見!名将の考え方①:自分なりの人生論(哲学)を持つ

    コーチは勝敗はどうあれ、自分に誇りを持てる哲学を確立しなければならない。

    (選手であれ、コーチであれ)人生論が確立しない限り良い仕事はできない。

    監督自身が人生論(哲学)を持って指導をおこなうと、チームカラー(チームカルチャー)が出来上がります。

    強いチームを指導なさっている指導者の方とお話をさせていただくと「これはこう」「それはそう」とご自身の経験則などからの判断基準があるように思え、とても参考になることが多いです。それはプレーに関する部分だけでなく、チームの規律やチームの中での選手一人ひとりの行動に現れ、チームカラー(チームカルチャー)になっていきます。チームカラーが定着しているチームはメンバーが揃っていないチームの時にも『良いチーム』であり、メンバーが揃っているときには『すごく良いチーム』になります。

    チームカラーがないチームは強くても『たまたま揃ってるだけのチーム』といったレッテルを貼られてしまうことが多く、強い時と弱い時の差が激しいチームになってしまいます。

    では、その人生論(哲学)はどういったところから確立していくのか。

    そこに関しては野村監督、テックスウィンターの両氏とも言葉は違えど、同じことを言っています。

    ―さまざまな本などを読み、常に情報を集め、学習していくこと。―

    何事も知らないよりは知っていた方がいい。

    短い時間でも積み上げれば大きな力になります。毎日少しのアップデートを重ねていける指導者になりたいものです。

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    指導者必見!名将の考え方②:本業を大事にする、させる

    学業は学生が最も大事にすべきことであり、バスケットボールは最優先されるものではない。

    人間は仕事でもって人生を生き抜き、仕事の中で人間形成がなされる。

    意外とこれを実践できている指導者の方は少ないのではないかと思います。口ではやはり「テストでも頑張れないとバスケが上手くならない」と言いながらも赤点を取った生徒に対して「次はがんばれ」くらいの措置で済ませてしまうことも多いのではないかと思います。

    その生徒が試合でスタメンで出ている選手だったりすると尚更大会前には気にとめることなく練習に入ることも多いかなと。

    特に中学生を指導されている方は「赤点」という概念がないことも疎かにしがちな部分ではあるかと思います。

    タックスウィンターは成績が平均を下回ると練習、試合から外すと言います。

    また、指導者の方自身も「バスケを教えることが本業」という方は少ないかと思います。、「スキルコーチ」としてユーチューブなどをメインに指導をおこなう方などが増えていて「良質な情報」を簡単に手にすることができる世の中ですが、やはり普段指導するのは学校の顧問の先生、外部指導のコーチになってきます。普段指導される方も学校の仕事をはじめ、様々な仕事をなさっているかと思いますが、野村監督はこの仕事を一生懸命おこなうことで人として人間形成がされると言っています。教える側のレベルを上げるためにも今の仕事を一生懸命プライドを持って結果を出しながら子供たちにも勉強を頑張るように指導ができるとより良いチームになるかと思います。

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    指導者必見!名将の考え方③:中心選手の育成をする

    年齢の高い、能力に優れたプレイヤーの態度の指導に時間を費やすことが必要。

    中心なき組織は機能しない。中心選手が育つと「〇〇を見習えと言うだけで済む。中心選手の育成に時間をさく。

    中心選手についてタックスウィンター、野村監督の両氏共にその中心選手が年上であると尚更影響力が大きくなると同じように言っています。

    年上の中心選手を作ることはおそらくどのチームもやっていますね!笑

    チームの模範、チームを象徴するような選手がいてくれることは財産です。中心となる選手が高い能力を持っていなくても心と態度が育ってくれているだけで下級生に良い影響が出ます。逆に高い能力を持っていても心や態度が育っていないとチームに悪影響が広がり練習の雰囲気や試合会場での立ち居振る舞いも悪くなります。

    良い中心選手の育成には長い時間と、その選手との信頼関係が必要です。声のかけ方、アプローチの仕方などで気持ちを掴んでいきましょう。

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    指導者必見!名将の考え方~まとめ~

    1.様々な情報を集め人生論(哲学)を確立していく。

    2.自らも仕事を一生懸命行い、選手たちにも本業の大切さを伝える。

    3.中心選手=心や態度の良い選手

    タックスウィンター、野村監督の両氏の述べることには似ている点がたくさんあり、その中でも特に印象に残った部分を抜粋しました。

    これからも様々な指導者の方の考え方なども発信していきます。

    次回もお楽しみに。

    Instagramアカウント:coach “T”

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