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    【NBA選手名鑑|アレン・アイバーソン】NBA史上一番小さな得点王

    2020.02.05
    餅つきうさぎ
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    場所不明
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    こんにちわ!「餅つきうさぎ」です!

    さあ!またまたNBA選手の選手名鑑を行っていきたいと思います。

    今回「餅つきうさぎ」がピックした選手は、NBA史上一番小さな得点王でもある、アレン・アイバーソン選手です。

    NBAの登録上では183㎝と言われていますが、実際は180㎝無かったのではないかとも言われていたアレン・アイバーソン選手でしたが、はたしてどんなプレイヤーだったのでしょうか?

    今回はそんなアレン・アイバーソン選手をプレーの魅力と共にご紹介します。

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    【アレン・アイバーソンのプロフィール】

    本名:アレン・アイバーソン (Allen Iverson)

    【誕生日】1975年6月7日

    【出身地】アメリカ合衆国

    【身長】183cm

    【体重】74.8kg

    【所属】

    • フィラデルフィア・セブンティシクサーズ
    • デンバー・ナゲッツ
    • デトロイト・ピストンズ
    • メンフィス・グリズリーズ
    • フィラデルフィア・セブンティシクサーズ
    • ベシクタシュ(トルコ)

    【ポジション】PG/SG

    【背番号】3,1番

    アレン・アイバーソンの幼少期は順風満帆とは言えない生活をお送っていました。父親が2度にわたり逮捕されたりと、生活は水道や電気が止められるなど苦しい状態でした。

    高校ではバスケットボールとアメリカンフットボールを両立しており、バージニア州のスタープレイヤーとして名をはせていました。バスケットボールとアメリカンフットボールの両方でチームを州の優勝に導き、両種目で州のMVPに選ばれるなど、高校生の時から注目されるプレイヤーでした。

    大学進学前に白人グループと黒人グループの乱闘騒ぎの容疑者として逮捕され、進学がほぼ確定していたケンタッキー大学からの内定が白紙に戻るなど、大きな障害にぶつかった。結果的にはアレン・アイバーソンは無罪で釈放はされたが、アメリカの黒歴史を彷彿とされる出来事でアメリカで話題になりました。

    大学は困難を乗り越えてジョージタウン大学に何とか進学ができました。ただ、そこでも非凡な能力を発揮し、1年生時に年間最優秀守備選手賞と新人王を獲得しました。2年生ではオールアメリカンに加え、引き続き最優秀守備選手に選出されました。

    家が貧しく、妹が病気気味だったこともあり家計を助ける為に、2年生終了時にNBAにアーリーエントリーを行い、NBAプレイヤーとなりました。

    多くの困難に行く手を阻まれながら、選手とはどんドアをこじ開けてきたアレン・アイバーソン選手とはどんな選手なのでしょうか?アレン・アイバーソン選手の記録とともに振り返ってみましょう。

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    【アレン・アイバーソンの記録】

    • MVP:2001
    • 4×得点王:1999, 2001, 2002, 2005
    • 年間最多得点:2005
    • 3×スティール王:2001, 2002, 2003
    • オールNBAチーム
      • 3×1stチーム:1999, 2001, 2005
      • 3×2ndチーム:2000, 2002, 2003
      • 3rdチーム:2006
    • 10×NBAオールスターゲーム出場:2000 〜 2009
    • 2×NBAオールスターゲームMVP:2001, 2005
    • 新人王:1997
    • NBAオールルーキーチーム 1stチーム:1997
    • オールスタールーキーチャレンジMVP:1997
    • No.3 フィラデルフィア・76ers永久欠番

    1996年のNBAドラフトでフィラデルフィア・セブンティシクサーズに全体1位で指名を受けて、NBA史上一番小さなドラフト1位として話題になりました。新人ながらリーグ6位となる1試合平均23.5得点、7.5アシスト、2.07スティールを記録し、身長183㎝にもかかわらず2m以上の選手の中で新人離れした記録を打ち立てました。また、新人記録となる5試合連続40得点の活躍などでルーキー・オブ・ザ・イヤー(新人王)、オールルーキー1stチームに選ばれるなど大いに活躍しました。この活躍のおかげで、フィラデルフィア・セブンティシクサーズのチケットは飛ぶように売れました。

    1998‐99年シーズンにはポイントガードからシューティングガードにコンバートされました。すると更に得点を量産するようになり、平均26.8得点を記録し初の得点王となりました。これはNBA史上最も身長の低い得点王として大きな話題となりました。

    その後も得点王とスティール王、またシーズンMVPなどNBA内でも屈指のプレイヤーと成長したアレン・アイバーソンは華々しい成績を収めた。しかしながら、チーム成績は下降線を辿る一途のため、シクサーズは再建を図るためにチームの解体を余儀なくされました。

    2006年12月19日にアレン・アイバーソンはアンドレ・ミラー、ジョー・スミス、2つの2007年のドラフト1巡目指名権と引き換えに、イヴァン・マクファーリンと共にシクサーズからデンバー・ナゲッツへトレードされました。

    デンバー・ナゲッツにはアイバーソンが移籍した当時、得点王ランキング1位だったカーメロ・アンソニーが所属しており、アイバーソンとアンソニーはリーグで最も強力なスコアリングデュオとして期待されました。しかし、プレイオフにこそ出場したものの1回戦で姿を消すことになりました。

    その後2008‐09年シーズンにナゲッツとの契約延長を求めていたアレン・アイバーソンとの意思とは裏腹に開幕わずか6日後の11月3日、チャンシー・ビラップス、アントニオ・マクダイスらとのトレードでデトロイト・ピストンズへ電撃移籍することにりました。

    デンバー・ナゲッツ時代までは背番号は「3」だしたが、デトロイト・ピストンズにはすでに3番をつけているロドニー・スタッキーが居たため背番号を「1」に変更しチームへと加わりました。しかしながら、アイバーソン加入後ピストンズは過去5年間で最も低い成績に低迷し「トレードは失敗だった」と周囲に言われていました。

    その後アレン・アイバーソンはメンフィス・グリズリーズとの契約をしましたが、移籍して3試合の出場で2009年11月25日、引退を表明しました。その後一時的に古巣のフィラデルフィア・セブンティシクサーズやトルコの1部リーグのペシクタシュに移籍したが、2013年10月30日に2度目となる引退を表明しました。

    その後2014年3月1日にフィラデルフィア・セブンティシクサーズはアイバーソンのセブンティシクサーズ在籍時の背番号「3」を永久欠番にすることを発表しました。また2016年9月9日には、ネイスミス・メモリアル・バスケットボール殿堂入りが正式に決定しその栄誉を称えられる形となりました。

    【アレン・アイバーソン3つの魅力】

    さて、アレン・アイバーソン選手の魅力というのはどんな点があるのでしょうか?

    ちょっとしたプレー分析もふくめ、ご紹介していきますね。

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    【アレン・アイバーソンの魅力①:クロスオーバー】

    アレン・アイバーソンのクロスオーバーは何人ものNBAの名ディフェンダーを泣かせてきました。

    それは「バスケの神様」と言われていたマイケル・ジョーダンも例外ではありませんでした。

    身長は180㎝ほどでしたがウィングスパンは190㎝ほどあったと言われていて、その比較的長い腕をうまく使って、クロスオーバーを連発していました。

    動画を見ていただけるとわかりますが、小さな選手が大きな選手を手玉に取ってその上から得点を入れる姿は本当に清々としますね。

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    【アレン・アイバーソンの魅力②:ジャンプシュート】

    アレン・アイバーソンはダンクもできますが、一番得点シーンとして多かったのはジャンプシュートではないでしょうか。

    動画を見ていて本当に勉強になるのはジャンプシュートを打つために行うフェイクやスペーシングですね。200m級がごろごろしているNBAで20㎝以上の身長差がある選手が得点を入れるにはシュートまでの過程が本当に大切になります。

    あとはシュート力です。個人的にも本当に好きな選手の一人なので是非動画を見てみてください。

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    【アレン・アイバーソンの魅力③:名言】

    “I don’t wanna be JORDAN, I don’t wanna be BIRD or ISAH, I don’t wanna be any ot those guys.I WANT TO LOOK IN THE MIRROR AND SAY I DID IN MY WAY”

    「ジョーダンやバード、アイザーのようになりたいわけではない。いつか鏡の前に立ってこれが俺の生き様だったと言いたい。」

    “If you are struggling with your shooting, then do other things on the basketball court. Get steals, get assist get rebound -do anything on the court to help the team win.”

    「シュートが入らないのであれば、違うことをやればいい。スティール、アシスト、リバウンドを取る、チームが勝てることすればいいのだ。」

    “You have to go through good times and bad times to get where you’re trying to go.”

    「行きたいところにたどり着くには、いい時も悪い時も乗り越えていかなければならない。」

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    【アレン・アイバーソンのまとめ】

    いかがでしたでしょうか?

    ・アレン・アイバーソンのプロフィール

    ・アレン・アイバーソンの記録

    ・アレン・アイバーソンの魅力①:クロスオーバー

    ・アレン・アイバーソンの魅力②:ジャンプシュート

    ・アレン・アイバーソンの魅力③:格言

    アレン・アイバーソンは本当に多くの困難や壁にぶち当たってきましたが、そこから逃げることなく、自分らしさを貫いてきた選手です。それが「THE ANSWER」と言われる所以なんだと思います。

    今後もミーハーな選手を中心に「餅つきうさぎ」はご紹介していくので、よろしくお願いいたします。

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